香港旅行3泊4日

この日はあいにくの雨。だけどそのおかげで少し涼しいです。 AM7：30ホテルを出てからマカオ行きのジェットに乗るまではダッシュダッシュの連続です。 AM8：15のターボジェットでいざマカオへGO〜 この高速船、なかなか乗りごこちが良いですね。 所要時間はおよそ50分。 マカオはすごく発展のめざましい所。ホテルの数もかなりここ数年で増えたそうです。もちろんカジノの数も・・・

オプション参加は8人でした。マカオのフェリー場でガイドさんと合流。日本人の方だったので、説明がとてもわかりやすい。同じ遺産の説明を聞くのでもわかりやすい日本語だとラッキーですね。「マカオ歴史市街地区」は22の歴史的建造物と８ケ所の広場の全30から構成されています。まさに町のいたる所が世界遺産という感じ。そしてもちろんマカオといえば「カジノ」右の写真は下がカジノで上がホテル。炎のイメージなんですね〜。マカオはこういった変わった建物が多いです、そして必ずカジノのそばには「質屋」さんがあります。そう、簡単にお金が借りられちゃうんですね。（あぶないあぶない） 質流れの宝石も見たけど、すごいよ〜。日本円で6000万くらいのダイヤのネックレスなんかもありました。 世界遺産もあってカジノもあって、なんかマカオって不思議。 マカオ観光情報局のホームページはこちら

聖ポール天主堂は1637年に建てられたキリスト教会。残念ながら３回の大火で残っているのは正面のファザード（正面壁）だけ。それでもそこには古い歴史を感じさせてくれる荘厳なレリーフがあります。 ファザードの裏側はまだ修復中。階段があり、登ることができます。　小高い丘の上にあり、マカオの街並みを見下ろせるようになっているのも見所。 隣接した博物館には近隣の協会に収められていた貴重な宝物も展示してありました。

聖ポール天主堂ファザード（正面壁） バロック様式のデザインで、とても歴史を感じさせてくれます。イエズス会の4聖人の彫刻のうち、右から2人目はフランシスコ･ザビエル。3段目はマリア像が飾られています。それぞれのお顔がなんとなく違うんですね。それもそのはず。このレリーフが完成したのが聖ポール天主堂の完成した1637年は、日本ではちょうど島原の乱（天草四郎の乱）が起きた年です。日本からのがれたキリシタン達がこのレリーフの彫刻に加わったのではないかとされているそうです。 写真はクリックして拡大してご覧下さい

旧城壁とナーチャ廟 聖ポール天主堂跡に登って写した旧城壁とナーチャ廊です。 この城壁は、ポルトガルが１６世紀後半に敵国から守るために築いたもの。壁が世界遺産になってるなんて不思議ですね。そばへ寄って見ると何百年も経っているその壁面は苔むし、ある種の重厚な雰囲気を感じました。 ナーチャ廊は中国の神童「ナーチャ」を祀っている中国寺院です。西洋と東洋の世界遺産が揃って見られる珍しい場所でも有名だそうです。奥にはマカオの街が広がっています。 写真はクリックして拡大してご覧下さい

天主教芸術博物館 聖ポール天主堂跡の傍に建てられている博物館。1990〜1995年にかけて、周辺の遺跡の発掘調査を行った結果造られたそうです。周辺の協会の美術品なども展示されており見ごたえは十分です。館内は写真撮影もOKでした。興味があったのはこの左のオブジェ。有名な宣教師の方の骨が真ん中に埋め込まれています。日本でいうとご神体といったところでしょうか・・・ 絵画も数点展示されています。写真は日本で殉教したキリシタン処刑の図。 話をもとに外国の人が描いているので、なんとなく日本人の描き方に違和感があるけど、それも歴史を感じさせてくれますね。クリックして拡大してご覧下さい。

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